朝起きられない、午前中に体調が悪い
朝起きられない、午前中に体調が悪い

「なかなか朝起きられない」、「午前中は体調が悪くて学校に行けない」―――そんなお子さんの様子に、心配されているご家族は少なくありません。
夜更かしや怠けのせいと思われがちですが、実は「起立性調節障害」など体の病気が原因であることも多いのです。
起立性調節障害(Orthostatic dysregulation:OD)は、思春期のお子さんに多く、中学生の約10人に1人にみられる病気です。自律神経のバランスが乱れ、立ち上がった時に血圧や心拍の調節がうまくいかず、頭痛、めまい、立ちくらみ、朝起きられない、倦怠感などの症状が出ます。特に午前中に症状が強く、遅刻や欠席、不登校につながってしまうこともあります。
原因は「自律神経の乱れ」にあります。思春期の体の成長や、睡眠不足・水分不足・運動不足といった生活習慣の影響、さらに学校生活や人間関係など心のストレスも関係しています。
ODの診断は、下記の11のチェック項目のうち3つ以上当てはまる場合、他の病気がないかを確認した上で、「新起立試験」という検査を実施して診断します。
このような症状がみられるときは、早めにご相談ください。
治療の基本は「体と心のストレスを減らすこと」です。
これらに加え、必要に応じて④薬物療法、⑤環境調整、⑥心理療法も実施します。
当院では漢方薬も組み合わせるなど、体と心に優しい治療を心がけています。
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