落ち着きがない、こだわりが強い
落ち着きがない、こだわりが強い

「落ち着きがない」「忘れ物やケアレスミスが多い」「こだわりが強い」――そんなお子さんの姿に心配されている保護者の方も多いのではないでしょうか?
これらの特徴は、注意欠如・多動症(ADHD)や自閉スペクトラム症(ASD)と呼ばれる神経発達症の特性のひとつかもしれません。これらは脳の発達の「偏り」や「特徴」としてあらわれるもので、本人の努力不足やしつけの問題ではありません。
周囲が理解し、サポートの工夫をすることで、生活がぐっと過ごしやすくなることも多くあります。
当院では、お子さん一人ひとりの特性を丁寧に評価し、保護者の方と一緒に最適な支援方法を考えていきます。
不注意、多動性、衝動性の3つの特性からなる神経発達症で、子どもの20人に1人にみられ(5%)決してまれではありません。
成長の過程で症状が改善することもありますが、幼稚園や学校生活の様々な場面でこれらの特性による行動がみられ、失敗体験が続くため自己肯定感が下がることがあります。
ADHDの治療方針は、症状を完全になくすことではなく、特性を周囲が理解しサポートすることで失敗体験を減らし自己肯定感を保ちながら、得意なところを伸ばして自信をつけることです。
周囲の理解や生活環境を整えたうえで、必要に応じて薬物療法を併用しながら治療を進めます。
コミュニケーションや対人関係の苦手さや、強いこだわりや興味の偏り、感覚の過敏・鈍麻が主な症状です。およそクラスに1人はいる(3.2%)と考えられ、比較的よくある発達特性です。
ADHDとASDは一緒にみられることも多く、それぞれの特性に合わせた支援が必要です。
治療方針は、ADHDと同様に周囲の理解とサポートが第一歩です。そして自己肯定感を保ちながら自信をつけることです。
漢方薬も有用であり、1人ひとりに合ったやさしい治療を心がけています。
神経発達症のお子さんは、学校での集団行動、勉学、人間関係などのストレスから、頭痛や腹痛といった症状がみられることがあります。実際に起立性調節障害の3人に1人はASDを併せ持つとされ、同じ重症度でもASDを併存するお子さんは不登校になりやすい傾向があります。
こうした場合、体と心の両面を整える治療が欠かせません。
当院では、環境調整や心理士によるカウンセリング、必要に応じた薬物療法・漢方治療を組み合わせ、お子さんが元気を取り戻せるようサポートいたします。
TOP